2008年 01月 21日
書斎の原型は
ライブラリーと呼ばれたその空間は、男性が趣味嗜好のために工夫
を凝らし時には密談の場となることもあった。女性の目から逃れて
過ごす、いわばプライベートのスペースとして存在していた。
日本では僧侶の私室が原型とされ、室町時代以降は武家や公家の書院
がその書斎の役目をはたしていたようだ。
このように、周囲の視線を気にせず、プライベートの時間を充実させて
くれる空間であり、精神的な豊かさをつくるワークルームでもある。
by kmotoike
| 2008-01-21 23:39